引き戸の鍵について解説
今回は引き戸に使われる鍵について解説します。
一般的に多く使われる引き戸の種類、引き戸の鍵の種類などを解説しています。 引き戸の鍵を交換したい、後付けする予定などがある方はこちらの記事をご参考下さい。
引き戸の種類
引き戸と言っても、様々な種類の引き戸があり、取り付けられる鍵も異なってきます。
ここでは、引き戸の種類を説明しながら、交換や後付けにお勧めの鍵をご紹介します。
引き戸の鍵
通常の引き戸は扉の片側に鍵がついているものになります。
シンプルな引き戸で玄関、室内のスライドドアとして使われています。
有名な各鍵メーカーが製造している引き戸の鍵も合わせてご紹介します。
MIWA FG3 静穏引戸鎌錠
MIWAから販売されている引き戸用の鎌錠です。
高い静音性を持っており静かに鍵の開閉を行うことができます。
GOAL SNシリーズ 引戸鎌錠
ケース本体がコンパクトに作られているシリーズで、ドア加工が必要な場合でも他の鍵と比べると楽に鍵を取り付けることができます。
室内の簡易扉に使用されることが多いです。
ユーシンショウワ 376シリーズ
ユーシンショウワの376シリーズは、扉が閉まっていない状態だと鍵が正常にかからないデッドボルトを採用し、鎌部分の破損と閉じ込めのトラブルを防ぐ機能が備わっています。
サムターンも扱いやすくく、シンプルながらも高性能な引き戸錠になります。
ウエスト 403 Flush Pull
ウエストの引き戸錠「403 Flush Pull」は、シンプルな形ながらも耐久性、防犯性に優れた鎌錠です。
サムターン部分が他のメーカーと違い開閉が行いやすくなっています。
引き戸錠へのこだわりは特にないという方は是非ウエストの製品も検討してみて下さい。
引き違い戸の鍵
引き違い戸は引き戸が2枚以上あり、どちらの扉も開閉できる引き戸のことを言います。
左右の固定するため、戸口の中央に鍵が設置されているのが特徴です。
通常の引き戸とは違い、引き違い戸用の鍵が販売されているので間違えないように購入しましょう。
ここからは、引き違い戸におすすめの鍵もご紹介していきます。
MIWA SL99 引違戸錠
マグネット式のトリガーが採用された操作性に優れた引違戸の鍵になります。
不正開錠防止のプロテクターもついているので、防犯性にも優れておりピッキングや破壊開錠から自宅を守ることができます。
GOAL S1704シリーズ 引違戸錠
S1704はGOALの引違戸錠になります。ワンタッチで楽々と鍵の開閉を行うことができる優れものです。
誤作動防止のトリガーもついており、戸も傷つきづらくなっています。 長く安定して使いたいという方にGOALの引違戸錠がお勧めです。
ユーシンショウワ HP-S
ユーシンショウワのHP-Sは鍵の開閉がプッシュボタンで行える優れものです。
6本ピンシリンダーも採用されており、ピッキングにも強い鍵です。
ALPHA L4056-ALU
ALPHAのL4056-ALUは室内側から二重ロックをかけることができる防犯性能の高い鍵です。
付属のスペーサーで多くの引違戸に後付けすることができ、手ごろな鍵をお探しの方に最適です。
日中製作所 GA-900
日中製作所のGA-900は、ダブルロック機構を採用した防犯性能も一定に水準を持った鍵です。
施錠表示で鍵が開いているのか、閉まっているのかも一目で確認することができ、住宅の防犯性を大きく引き上げてくれます。
両開き 引き戸(引き分け戸) の鍵
中央の戸が両側に開く引き戸を引き分け戸と言います。
鍵を交換したり跡付けるする場合は、鎌錠を取り付けることになります。
また、両開きの引き戸の特徴としてドアに厚みがない場合もあり、取り換え用の鍵を購入する時はサイズが合っているかしっかりと確認しましょう。
3枚引き戸の鍵
3枚引き戸はその名の通り、3枚の戸で構成されている引き戸です。
ドアを開けた時に解放感があり、バリアフリー目的として3枚引き戸が取り付けられていることが多いです。
片側の戸口しか使わないので、使用でいる鍵は鎌錠になります。
引き戸に鍵を後付けする方法
玄関や室内の引き戸に鍵を後付けをしたい場合、鍵屋さんに依頼するか自分でDIYすることで鍵を取り付けることができます。
自分で引き戸の鍵を後付けする場合、ドアを加工したり穴を掘ったりする必要があるので作業の難易度は高いです。
引き戸の鍵についての相談は街の鍵屋さんへ
街の鍵屋さんでは様々な形の引き戸に対応しており、それぞれの引き戸にあった鍵も数多く在庫しております。
もしも、引き戸の鍵についてご相談があれば、24時間対応の街の鍵屋さんへご相談ください。